本日、第四回定例議会の第一日目でした。
六名の議員が一般質問をおこない、私は三番目で初めての一般質問をおこないました。
質問の内容は「中学校部活動の地域移行について」です。
スポーツ庁および文化庁の指針により、中学校の部活動は段階的に各地域のクラブなどに移行することとなっており、県のガイドラインでは今年度中に1つの部については休日の活動を移行することが目標とされていますが、御宿町ではまだなにも表立った動きが見られません。
そのため、学校現場においても、小中学生の保護者も、今後の部活動についての不安を抱えており、それを解消するための町としての方針を早急に示すべきだと考えての質問でしたが、案の定明確な回答は得られませんでした。
それどころか、町としてはこれを機に部活動を学校教育から社会教育へ転換する方向性であり、町は主体的に関わらない単なる個人の習い事としての扱いになるともとれる答弁でした。
位置付けが社会教育に近づくのは仕方ないとしても、学校が関わる部活動だからこそ安価に安心して気軽に参加できるわけで、それが習い事と同等の扱いとなれば送迎や経済的な面など保護者の負担も増え、世帯格差などにより門戸を狭める結果になることが容易に想像できます。
そのようなことにならないために、今後もこの件については様々な面で活動をしてきたいと思います。